「放送は、生放送が基本です。リアルタイムな“今”を伝えるには、その情報の鮮度が非常に大切であり、そのためには、どうしても、生放送でなければ伝えきれないからです。」コミュニティFMいわき・会津の立ち上げにもかかわり、今こうして15年越しにめぐってきた、新たなコミュニティFM開局というチャンスに、代表の鈴木則雄氏の瞳が輝きを放ちます。
コミュニティFMとは、私たちが、普段聴いているAM放送のラジオ福島やFM放送のふくしまFMといった福島県内全域を対象に放送しているラジオ局とは異なり、20ワットという小さな出力で、一定のエリアに限定したFM放送をする局をいい、地域特化型放送局としてエリアニーズに応えるという特色があります。はじまりは、18年前に全国に先駆け函館市で開局した“FMいるか”でした。その後2年間に15局が開局し、1995年には、阪神淡路大震災で災害時に有効なメディアとして注目を集めました。今では、全国に約260もの放送局があり、ここ数年でも、毎年10局以上のペースで開局しています。県内では、福島市、いわき市、会津若松市、喜多方市、本宮市で、計5市5局が放送しており、各局地域に密着した特色ある番組を編成し、毎日情報を発信しています。
今回、県内6番目として開局する“郡山コミュニティ放送”通称“ココラジ”が、日中はすべて“生放送”にこだわるのは、「郡山市民なら誰でも興味をもつ共通の話題にあふれた放送にしたい。」という代表をつとめる鈴木則雄氏の一途な思いが根底にあるからです。「これまでの、ただ一方的に聴くだけのラジオとはあきらかに趣を異にし、“ココラジ”は人と人とをつなぐラジオでありたい。そして、知りたい人と伝えたい人の間に立って、情報の橋渡しをしたい。それは、聴く側、伝える側、双方に“街の今”をきりとった情報が共有できる新しいコミュニケーションツールであり、それが、コミュニティ放送“ココラジ”だからできるコトです。そして、主人公の郡山市民同士が、自由に、そしてリアルタイムに情報を共有し、役立てられる広場をめざします。例えるなら、ユーストリームのラジオ版(?)とでもいいますか。」と鈴木氏はくりかえします。
9月の放送開始予定に向け、具体的な番組構成でのパーソナリティとの打合せや広告放送料金表づくり【例えば、20秒のフリースポット1本当たり525円(税込)で1クール(3ヵ月)指定契約】など、着実に体制を整えながらも、総務省との周波数割りあてでの交渉や目標の出資金4千万に向け、これからも出資金の募集活動をつづけたり、開局後の広告収入のための営業など、山積した課題にも淡々と答える姿が印象的でした。私たちも郡山市内にいるときはできるだけ、市民に役立つ情報提供をしながら、“リアル”な街の情報に耳を傾け、全国的にもめずらしいとされる、キー局に頼らない、コミュニティFMの本来あるべきスタイルを応援していきたいものです。
詳しくは、下記アドレスよりホームページを参照してください。
(マーケティング部 星晴雄)
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