福島県いわき市小名浜の「ふくしま海洋科学館(愛称:アクアマリンふくしま)」に、子供向け体験型施設「アクアマリンえっぐ」が新たにオープンした。「自然の大切さ」「生物の多様性」「命の尊さ」をテーマに、生物の進化を体系的に楽しみながら学ぶことができる施設となっている。世界最大級のタッチプール「蛇の目ビーチ」と釣り堀を併設し、子ども達が楽しみながら生き物を観察できるように、様々な形状の水槽や絵本やぬいぐるみなどを用意したキッズコーナーもある。「アクアマリンえっぐ」の名称は、2009年の秋に公募し、「子供向けのふんわり感と、何かが生まれるわくわく感を感じられる」として、全国から集まった866件の中からが選ばれた。
約100種約1000点の生物がいる「種の多様性コーナー」では、生物が進化を遂げて水中から陸へ生活圏を移した過程が分かるように展示。マダライモリやカメレオン、キンカチョウなどの絶滅が心配される貴重な生物もいる。3月12日には、オーストリアの水族館からユーラシアカワウソ(メス、生後約9カ月)が搬入され、東北地方では初めて展示されている。
■「アクアマリンえっぐ」の目玉
−釣って捌いて食べる−
「アクアマリンえっぐ」の目玉施設のひとつである釣り堀には、約50,000匹のギンザケが放流されている。釣りざおを1本800円で借りることができ、釣ったギンザケは1匹80円で購入できる。また、調理コーナーが併設されており、スタッフに頼むこともできるが、自分で魚をさばいて「から揚げ」にして食べることができる。直前まで元気に飛び跳ねていた魚を調理して食べる経験は、子どもにとっては印象深いものとなるだろう。生き物に触れ合い、「命をいただく」ことの大切さを学び、自然や命の尊さを実感できる「命の教育」を楽しみながら実践できることが、この「アクアマリンえっぐ」の大きな特長となっている。 |
(営業本部 鈴木道雄)
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