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 欧米では常識となっている、飲食店で食べきれなかったお料理の持ち帰り習慣を日本にも定着させる活動が盛んになってきている。食糧自給率の向上をメインテーマに掲げる農林水産省の「FOOD ACTION NIPPON」活動の1つとして、食べきれなかった料理の持ち帰りを推奨していることから、主旨に賛同する団体が中心となって「ドギーバッグ」の活用を積極的に推進している。

 「ドギーバッグ」とは、レストラン等で食べきれなかった料理を持ち帰るための容器のことで、食べきれなかった料理を持って帰るのは恥ずかしいので「犬のエサにする」という名目で持ち帰ったことが名前の由来と言われている。欧米では、ほとんどのレストランでドギーバッグを常備し、食べきれなかった料理を自己責任で持ち帰ることが習慣として定着している。しかし、日本では衛生面での不安から食べ残しの持ち帰りに消極的な飲食店が多く、持ち帰りたくても断られるお店が多いため、「持ち帰りサービス」は一般的では無かった。

 そこで、「ドギーバック推進企業組合」「ドギーバッグ普及委員会」などの団体が中心となり、活動を推進するための様々なサポートを行っている。「持ち帰りサービス」の推奨店であることが消費者に一目でわかるようなポスターやステッカーの提供、持ち帰りが自己責任であること、保存時間の目安等、を消費者に伝えるための注意書き(リーフレット)やポップ等の提供、などを行って活動の輪を広げようとしている。

 「ドギーバッグ」の普及がこの活動の鍵となる。素材の改良によって繰り返し洗って使えることで「エコ」にも貢献でき、折り畳んでバッグに常備しておくこともできる。また、飲食店側のメリットも様々考えられる。「持ち帰りサービス」を推奨する店として、環境に配慮した姿勢をアピールすることができ、廃棄ロスを軽減しながら集客のポイントにもなり得る。お店オリジナルのドギーバッグを販促ツールとして活用することも可能だ。
 まさしく現在のニーズに合致するこのサービス、率先して試してみてはいかがだろう。