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最近の若い男性に特徴的な性質的変化や社会的風潮を「○○男子」などと表現するケースが多く見受けられる。その先駆けとなったのが「草食系男子」で、「協調性が高く、家庭的で優しいが、恋愛に積極的でないタイプ」の主に20〜30代の若い男性を指すようだ。2008年頃からメディアで盛んにこの言葉が使われるようになり、その後の「○○男子」ブームの火付け役となった。概して、若い男性が中性化、女性化している傾向を表す場合が多い。
その一例として、
■「スイーツ男子」:甘いものが好きな男性
■「弁当男子」:学校や職場などに自分で作った弁当を持参する男性
■「水筒男子」:学校や職場などに水筒や携帯タンブラーなどで飲み物を持参する男性
■「ピンク男子」:ピンク色の服やアクセサリーなどを好んで身に付ける男性
このトレンドはマーケットにも強い影響を与え、企業も戦略的に捉えて商品やサービスの開発にフィードバックしている。
コンビニのファミリーマートは、平成19年から「男のスイーツ」シリーズを発売し、その種類は57にも及んでいる。同社によると、コンビニはもともと男性客が多く、デザート購入者の6割は男性だという。「男性は心理的に専門店ではスイーツを買いにくい。そこで男性客を狙おうと着目した」と開発担当者は成功の理由を説明している。
「弁当男子」や「水筒男子」は、単に好みの問題で誕生したわけではないと考えられ、その背景には、「エコ」や「不況」といったキーワードが思い浮かぶ。無駄や飾りを極力排除していく中で、新たなトレンドとして自然に受け入れられたケースだと考えられる。
若い男性の流行を左右する要素としては、言うまでもなく若い女性の意識が真っ先に挙げられる。若者たちの恋愛に詳しいマーケティングライター 牛窪恵さんは、「イケイケドンドンの“肉食系男子”がモテたのはバブル期のこと。2000年以降、右肩上がりの時代を知らない“草食系男子”が増えたが、いま本当にモテるのは、草食と肉食、どちらにも偏りすぎず、臨機応変に使い分ける“なめらか系男子”。普段はがんばり過ぎない自然体、でもいざとなると、芯が強い男の一面をふっと見せてくれる・・・その絶妙のバランス感覚に、若い20から30代女性は弱い」との見解を示している。言葉では簡単だが、この要求に応えることはかなり難しい。
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