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歴史人気が高まる中、歴史好きな女性たち「歴女」の存在が大いに注目されている。『三国志』の登場人物や日本の戦国時代の武将などに大きな関心を寄せ、関連グッズの収集、イベントへの参加、同好者によるミーティングなど、全国各地で「歴女」が急激に増殖しているそうだ。
東京・神田小川町にある戦国時代もの専門店「歴史時代書房 時代屋」は、2006年2月の開店当初は客のほとんどが中高年男性だった。しかし、2007年頃から若い女性客が増え始め、今では約40%が女性客、しかもそのほとんどが20〜30代だと言う。また、かつて15%の女性読者比率が40%程度に急増した雑誌「歴史街道」。20〜30代の女性読者は14%程度とみられ、「歴史街道」の読者構成比から推測すると、20-30代の歴史好きの女性は14万人程度になると推測される。
「歴女」が増えている背景には諸説ある。「男女雇用機会均等法をきっかけとする男女逆転現象の一つ」「戦国時代をテーマにしたゲームや漫画の影響」など、様々な要因が絡み合って昨今のブームを巻き起こしていると考えられる。頼れるリーダー不在の現代に欠落している「家族愛」「友情」「勇気」といったキーワードを通じて戦国武将への憧れを感じる向きも多いと推測される。
「歴女」が各業界にもたらす経済効果も小さくない。憧れの戦国武将ゆかりの地を巡る旅が好きな「歴女」グループが、飲食、宿泊、関連グッズ購入などで使うお金は、推定700億円に達すると言われている。景気に左右されにくい消費特性を持つ若い女性が中心のこの「歴女」ブーム。商売の重要ポイントとして注目する価値は大いにありそうだ。
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