環境省は、家庭ごみの約6割を占める容器包装廃棄物の3R活動(排出抑制:Reduce、再使用:Reuse、再生利用:Recycle)を推進するため、平成19年4月に施行された「改正容器包装リサイクル法」に基づき、地方自治体と共催して様々な普及啓発活動を行っており、中でもレジ袋など容器包装廃棄物のReduceに力を入れています。
福島県でも、容器包装廃棄物の減量化の一つとして、レジ袋を多く使用している事業者と消費者関連団体、行政とが協働してレジ袋の削減に取り組む協定を締結しました。いわき市では2月から、喜多方市では4月から、すでに先行して取組みがスタートしており、6月1日からは福島県内の全域レベルでの取組みがスタートします。
主旨に賛同して協定を締結した県内のスーパーマーケットは、「ストップ・ザ・レジ袋実施店」として、レジ袋の無料配布を取り止め、マイバッグ等の持参を呼びかけるなど、レジ袋削減の取組みを推進していきます。実施店は、多店舗展開するチェーン店から個人経営の店まで様々で、現在も関係各機関が中心となって協力事業者を増やすための努力を続けています。
一方、レジ袋の無料配布が習慣として長い間実施されてきた経緯もあり、消費者の反応を見極めながら対応したいと考える事業者もあります。同一地区内で各事業者の足並みが揃わず、取組みの推進にブレーキが掛かるケースも想定されます。また、すでに先行して取組みを行った地区では、マイバッグの活用度合が飛躍的に伸びたのと同時に、マイバッグを悪用した不正への対策に追われたという報告もあるようです。
「ストップ・ザ・レジ袋」の取組みは、事業者側と消費者側の双方が協力して行うことで成功します。「マイバッグは折り畳んで持ち、レジ清算後に商品を入れる」というルールを徹底することも必要でしょう。「地球環境を守るため」という共通テーマの下、お互いの利害を超えた協力体制が必要とされています。
(営業部/鈴木道雄)
「ストップ・ザ・レジ袋」担当の福島県環境共生課より
レジ袋削減の取組みは、循環型社会形成に向けた廃棄物減量化や地球温暖化対策としての温室効果ガス削減のために、日常生活の中で身近に誰でも取り組むことができるものです。そして、環境に負担をかけないライフスタイルへの契機ともなります。マイバッグの活用を更に推進するため、オリジナルの手作りマイバッグを募集するコンテストなども企画しながら、今後も県民の皆様と一緒に地球環境を守る努力を続けていきたいと思っています。
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