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 去る3月2日〜3月8日の7日間、フリースタイルスキー世界選手権が福島県の猪苗代町をメイン会場として盛大に開催された。世界32カ国から総勢500名を超す選手団が猪苗代町に集結、5種目において金メダルを掛けた熱い戦いが連日繰り広げられた。

 2004年の国際スキー連盟総会において猪苗代大会の開催が決定して以来、福島県と猪苗代町の職員を中心とする大会組織委員会が結成され、約5年間にわたり準備が進められてきた。この間、大会運営費の試算の食い違いなどが報じられ、開催を危ぶむ声も聞こえるなど、開催に向けた道のりは必ずしも楽なものではなかったようだ。そのような厳しい状況の中、大きな力となったのが町民らによる運営ボランティアの存在である。延べ1,300人にも及ぶボランティアが、大会PRや運営補助の支えとなり、大会経費の削減に大きく貢献している。

 当初、観戦チケットの売れ行きが心配されたが、関係各位の努力もあって最終的には13,000名を超える観客動員となった。会場は、大会終盤に向けて徐々に盛り上がりを見せ、日本期待の上村愛子選手がモーグルとデュアルモーグルでダブルの金メダルを獲得、地元期待の附田雄剛選手と上野修選手(どちらもチームリステル所属)も渾身の滑りを見せて観客の大きな声援を受けていた。
 福島県の山間にある小さな町で開催されたこの大会の模様は、カナダやアメリカをはじめとする10カ国でも放映され、「INAWASHIRO」の魅力が広く世界に発信されることとなった。国際スキー連盟の幹部からも、自治体と地元が献身的に力を合わせた大会運営に関して「パーフェクトな運営だ」と手作りの金メダルが贈られたほどだ。大会を陰で支え続けたスタッフやボランティアの苦労は、出場選手や関係者のこうした労いの言葉によって大きな充実感に変わったはずである。何よりも日本人選手の活躍と観客の笑顔が最高のご褒美に違いない。
 エアリアル・モーグル・デュアルモーグルの競技会場となった「リステルスキーファンタジア」、選手団や関係者の宿泊先として提供された「ホテルリステル猪苗代」、等を経営するリステルグループは、弊社の大切なお取引先でもある。今大会の運営のために裏方として携わったホテルリステル猪苗代営業部の荒瀬 裕基副支配人は次のように話す。
 「エアリアル競技のコース責任者、モーグル競技のアドバイザー、などでお手伝いさせていただきました。私自身、競技者としてフリースタイルスキーに携わってきた縁で、このホテルに勤めさせていただいております。猪苗代町で世界選手権が開催されるという夢が実現し、感無量です。雪不足に見舞われ、一時はどうなるかと思いましたが、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるようにコースを整備し、コンディションを整えることが私たちの使命です。観戦してくださった方々にフリースタイルスキーの大きな魅力を感じていただき、スキーを楽しむ方が一人でも増えるきっかけとなってくれれば何よりの喜びです。」

(営業部/鈴木道雄)