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 2008年、「郡山にJリーグチームを!」の名のもと、バリエンテ郡山が誕生し、福島ユナイテッドFC(福島市)・アビラーション(いわき市)・ビアンコーネ福島(郡山市)の3チームとのJ1への昇格を賭けた戦いが始まりました。
J1への昇格は、下図1の様に、決して簡単なものではありません。
 バリエンテ郡山は総監督に、1995年に、FIFA最優秀選手賞と欧州最優秀選手賞を受賞したジョージ・ウェア氏を迎えました。  ウェア総監督は、バリエンテ郡山をJ1のトップチームの1つにする事を自身の最終ゴールと位置付けると同時に、Jリーグ百年構想にもある、皆が一緒に楽しめる「地域総合スポーツクラブ」も目指しています。
 現在J1に加盟している2チームに、総監督の夢を現実のものとしているチームがあります。まず1チーム目は、昨年のアジアチャンピオン浦和レッズです。レッズのサポーターは、スタジアムに足を運び、オフィシャルグッズを買う事でチームに貢献している為、1人1人に“自分がチームを支えている”という認識があります。

 浦和レッズはJリーグ発足当時、収容人数1万人程度の地元駒場スタジアムにこだわり、国立競技場などもっと大人数を収容可能なスタジアムへのホームスタジアムの移転をしませんでした。
 ビジネスの面から見ると、移転した方がメリットはありますが、地元駒場にこだわった事により、結果的に収容人数6万人を超える巨大スタジアムを地元に建設する事が出来ました。Jリーグ発足時は最下位に甘んじていたチームを支えて来たのは、サポーターとの絆に他なりません。
 もう1チームは、ここ数年力を付けて来ているアルビレックス新潟です。
 度重なる災害にも負けず、多くのスポーツチームがホームタウンとする様な主要大都市ではない地方都市でも、プロスポーツが成り立つ事を証明してくれています。
 また、アルビレックスは同じ名義で、バスケット・スノーボード・陸上競技・野球も行っており、異競技間交流による地域密着型の総合スポーツクラブであると言えます。また、生涯型スポーツ組織を目指している為、年齢を重ねても体を動かす事が出来ます。
 この2チームの成功例は、地域密着型クラブの有効性を証明しています。また、バリエンテ郡山が目指すところにあるクラブと言えるのではないでしょうか。
 福島県から全国を目指し、地域社会への貢献を目標としている当社としても、こうしたチームが全国の舞台へ挑戦する姿勢は、地域社会への感謝の念と、更なる向上心を再認識させてくれます。見習うべき点がたくさんあります。

 サッカーにおいて、サポーターは12番目の選手とも言われています。Jリーグのチームの多くは、背番号12をサポーター専用として永久欠番にしてあるほど、サポーターの存在を大切にしています。サッカーだけではなく、スポーツクラブの成功の影には、必ずサポーターの存在があります。  12番目の選手として、みなさんで福島県を盛り上げてみませんか?

(営業部/吉田亮)