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「ゆうゆうらんど 2007年夏号」

□広告主/あいきょうさい
               (財団法人 福島県民共済会)
□内 容/特集「涼の音色のある風景」を含む情報誌

 

 「あいきょうさい(財団法人福島県民共済会)」は、福島県民が健康で文化的な生活を営むための地域活動推進機関として福島県労働者生協(現・全労済福島県本部)を母体として設立され、個人向け共済、団体向け共済などの商品を扱っている。「ゆうゆうらんど」は四季ごとに年4回発行されている情報誌で、今回の夏号は見開き4ページ構成となっている。

 表面は、青空をバックに橋を渡る蒸気機関車「SLばんえつ物語号」の大きな写真をメインに、見る人を一気に夏気分にさせる効果抜群だ。その下に目を移すと「相馬お笑い寄席」と「医療共済センチュリー」の告知が。最も訴えたい内容を効果的に見せようとするデザインの工夫がここにある。

 中面を開くと、特集「涼の音色のある風景」。夏を迎えるこの時期、福島県内で涼しさを「音」で感じることができる名所を地図入りで紹介している。風の音やせせらぎの音、私がよく波乗りに行く砂浜の鳴き砂もある。特集以外にも、ヨーガ、レシピ、ガーデニング、サイエンス・レッスン、など、暮らしに関する情報が盛りだくさんとなっており、一番最後に各種共済や葬祭会館の案内がさりげなくある。

 裏面は、カルチャー教室の案内を中心に、法律相談会のお知らせ、ファミリーイベント情報、など。最後にはクロスワードパズルまで用意されている。

 自社のサービスや商品に関する案内など、最も伝えたい情報をいかにうまく伝えることができるか、チラシを活用する場合に誰もが悩むポイントだ。この「ゆうゆうらんど」のように、定期的に発行される情報誌の形態で伝えると、見る人に自然な安心感を与えるはずだ。ただし、同じ情報誌の形態をとっていても、「売りたい」情報が前に出過ぎて良い効果が発揮できていないケースがある。コンテンツやデザインの工夫が重要だ。


 誌面で、この広報誌「ゆうゆうらんど」のポリシーを説明している部分があり、「広く県民の皆様に季節感あふれる話題や生活に役立つ情報を・・・」と記されている。主たる商品が医療共済であり、人々の暮らしや健康と密接な関係があるため、この情報誌が活用されているのだろう。カルチャークラブや法律相談会など、気軽に参加できる体験プログラムを通じて自社の商品を認知してもらうことも有効な方法だ。


[企画課:舞木秀一]