あなたが今お使いの整髪料は、何本目だろうか?おそらく今までに何種類も商品を試し、その中で、「コレが一番いいなあ」を見つけたに違いない。ちなみに私はジェル派で、M社のスーパーハードノンオイルタイプを愛用している。
初めてのジェル選びは価格の安さがポイントだった。その後、セット力、香り、べトつかないか?などのポイントで様々なブランドを転々とした。最終的には、シャンプーのし易さ、つまり、落ち易さが気に入って、今のジェルを指名買いするようになった。少し意外に感じるかもしれないが、セット力がバツグンでも落ち難いのはイヤ。これが私のこだわりだ。10種類以上試したと思う。この過程で、私はジェルに詳しくなり、ヘビーユーザーになった。
ところで、商品によってヘビーユーザーになるタイミングは様々だ。私のジェルの場合は3本(種類)目くらいから商品に詳しくなりヘビーユーザーになったと思うが、商品によっては、1回目の購入からヘビーユーザー並みの商品知識や、こだわりを持って選ばれるものもある。
今度は、当社の右腕の事例だ。彼女は、1年前に圧力鍋を購入した。魚の骨まで軟らかくなる、煮豆は2分、ガス代節約などテレビや料理本で圧力鍋の魅力をかなり刷り込まれていた。しかし、実際に圧力鍋を使ったことがない彼女は、どこにこだわって鍋を選べば良いかわからなかった。
価格は2万円前後の買回り品。ジェルのように数百円の最寄り品の買物ではないので、試し買いの余裕はない。そこで活用したのはインターネット。各メーカーのサイトでスペックを比較し、顧客の声も収集した。その結果、圧力鍋選びのポイントを5つに絞りこんだ。..価格..圧力表示ピンの見易さ..蓋の開閉し易さ..補償期間..洗い易さ。この中で、彼女が最も重視したのはどれか?答えは、..の洗い易さ。
よく考えてみると、..〜..はすべて鍋を使ったことがある人、でなければ気づかないことばかりだ。特に..はヘビーユーザーならではのこだわりだろう。こうしてみると圧力鍋のファーストユーザーは、1回目の買物からヘビーユーザー的視点で商品を選ぶと言える。
ところで、こうしたヘビーユーザー的視点を、買回り品に限らず、最寄り品の店頭POPや接客で伝えてみてはどうか?すると、今まで2〜3回買わないと、手を伸ばしてもらえなかった、店として是非買って欲しいアイテムも、1回目からカゴに入れてもらえるかもしれない。
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