福島県折込広告社


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■端午の節句
 端午の節句はもともと、月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味で、5月に限ったものではなかった。後に午(ご)と5(ご)の音が重なるということで毎月5日となり、その中でも数字の重なる5月5日を「端午の節句」と呼ぶようになった。
 この日を端午の節句とする風習は3世紀の中国が起源とされているが定かではない。中国ではこの日に邪気を払うとされる蓬の飾りを飾ったり、菖蒲酒を飲んだりしていた。
 日本では古くは奈良時代の宮中行事とされていたが、鎌倉時代ごろから「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであることや、尚武の葉が剣の形に似ていることから、端午は男子の節句とされてきた。
 端午の節句=粽(ちまき)・柏餅といったイメージがあるが、これは中国の戦国時代の詩人である屈原に由来しているといわれている。人々から慕われていた屈原は陰謀のために国を追われ、川に身を投げてしまった。それを悲しんだ人々が、彼の命日である5月5日に供養のため、川にたくさんの粽を投げ入れたのが始まりとされている。
■5月の旬
●野菜類…サヤエンドウ・ソラマメ・タマネギ・ニラ・ゴボウ・チンゲンサイ
●魚介類…キス・シャコ・ヤマメ・トビウオ・マイカ・キビナゴ・カレイ
●果物類…イチゴ・夏ミカン・ビワ・メロン
●花 類…バラ・サツキ・アヤメ・ベゴニア・ユキノシタ・トチノキ・ヒルガオ・ハマナスなど

「住居」「被服及び履物」「保健医療」「その他の消費支出」
 気温の上昇とともに、人々も行動的になり始める5月。新緑も芽吹き始め、新生活にも慣れてくる頃である。また”五月病”という言葉もあるように、季節の変わり目なので体調の変化には注意したいところでもある。月の初めには大型連休もあり、人々の支出も刺激される月である。5月はこの3点をピックアップした。

■被服及び履物
 和服、下着類、シャツ・セーター類への増加が見られる。2006年は特に婦人用帯への支出が大幅に増加していたが、前年の2005年と比べてみると、時期的な要因は見当たらなかった。年末にかけて支出が増加する傾向にあるが、去年は5月が一番支出が多い時期であったので、突発性という意味では注意が必要である。次に下着類、シャツ・セーター類であるが、特に男女、子供用とも寝巻き類とシャツ・ブラウス類への支出が増加している。これは衣替えへの準備であると考えられるが、その他の洋服などに関しては減少傾向にある。
■保健医療
 内訳としては、医薬品、保健医療サービスへの支出が増加している。医薬品では特にシップなどの他の外用薬、栄養剤、塗り薬などが含まれる外傷・皮膚病薬への増加が、保健医療サービスでは、整骨(接骨)・鍼灸院治療代への支出が増加している。気温も上昇し、大型連休などの影響で体を動かす機会も増えるためであると考えられる。このように実際に数値として現れているということも、「ケガ」「栄養補給」などはキーワードになりそうである。怪我には十分注意したいものだ。
■その他の消費支出
 この項目は大きく減少している。まず、国内遊学への仕送り金が減少しているが、これは3〜4月に大幅に上昇した反動だと思われる。次に諸雑費への支出も減少しているが、腕時計、他のバッグ、装身具への支出が減少している。通学かばんなども含まれるため、時期的な影響も大きいと考えられる。「着飾る」理由がなくなったためであろう。そして交際費への支出は増加している。このあたりは、他の項目と関係がありそうである。

■まとめ
 3〜4月まで上昇していた支出が、5月から下降しはじめる。慌しかった生活や支出が平均的なものに戻るといったほうが近いのかもしれない。しかしながら、大型連休や次月の衣替えもあり、支出の面では項目にメリハリの出る時期でもある。そして、注目すべきは保健医療の項目である。よく大型連休などで無理をして筋肉痛、腰の痛みなどを訴える方を耳にするが、実際に数値として表れている。また、この時期は4月からの疲れも溜まりやすい時期でもある。「ケガ予防(対策)」「栄養補給」「ストレス発散」などは、販促の上で優秀なキーワードになると予想される。
 今回取り上げた項目のほかにも、若干ではあるが食料などのいわゆる最寄品への支出の増加が見られた。家庭内の大きなイベントなども終了し「普通の生活」に戻るような感覚を感じ取ることができる。それだけに他者と一味違う販促をするには少々ヒネリが必要かもしれない。キーワードが多いだけに、工夫の明暗がはっきりと分かれる月といえるだろう。
[企画課:高橋健次]



 日本のある大手旅行代理店のインターネット及び情報端末を利用した販売額は、2006年には約930億円を見通し、今年度は1,135億円、来年度は1,400億円を目標にしているという。日本の旅行業界にもインターネットビジネスが浸透しつつあるわけだが、さらなる後押しの起爆剤として期待されているのが『ダイナミックパッケージ』だ。
『ダイナミックパッケージ』(以下DP)とは、旅行日数・航空機・ホテル・観光場所・移動手段などのいわば旅行の「素材」を選択可能にし、自分流のパッケージ旅行をインターネットのサイト上で組み立てることができるというサービスだ。例えば、インドを満喫したい人はデリー・ボンベイ・バンガロール・カルカッタ・マドラスを巡るプラン、短期間で二つの国を楽しみたい人は台北2泊・バリ4泊のプランなど、従来のパッケージプランとは一味違う旅が実現できる。また、サービスによってはホテル選びなどでユーザーの評価記事を参考にできるものもあり、いわゆる「WEB2.0」的サービスが利用できるのも特徴だ。国内のDPの展開状況は、「JAL」が「じゃらん」との連携による『JALダイナミックパッケージ』を、「ANA」が「楽天」との連携による『ANA楽パック』を、またJTBが『組み立て旅行』をそれぞれ展開している。
 このように普及の兆しを見せるDPだが、現在は旅慣れた層のユーザーが多く、一般的に定着するためには「安心感」と「納得感」という2つのキーワードが鍵を握る。旅行に不安はつきものであり、インターネットで予約するとなれば一層その不安感は強くなるだろう。また、DPの商品特性から鑑みて、利用者は「安さ」ではなく自己流にアレンジした結果の「納得感」をより重視すると思われる。そこで、例えば基本的な予約はインターネットで済ませ、その他の微調整は店舗の対面による説明で行い「安心感」を与える、また、選択可能な旅行項目を増やし、徹底的な自己流のアレンジができる環境を整えることによって「納得感」を与える、などの対応が肝要になるだろう。
 これから、ゴールデンウィーク〜夏休みと旅行シーズンを迎える。今年の旅行案にオリジナルのダイナミックなプランも付け加えてみてはいかがだろうか。