福島県折込広告社


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 Case1

「エコ定期預金でふるさとを救おう!」

□広告主/大東銀行
□内 容/エコ定期預金「ふるさと環境応援団」

 

 ボーナスをいただいてチョット顔が緩むある朝、このチラシが目に留まりました。美しい裏磐梯の水辺の写真。「あなたの預金がふくしまの環境保護につながります」控えめな文字。一瞬何のチラシか分からないのですが、下に目を移すと定期預金の案内だと気がつきます。その名も「ふるさと環境応援団」。預金残高の0.005%に相当する金額を銀行側が拠出し(預金者の負担は無し)、「湖美来(みずみらい)基金」に寄付するという、いわゆる「エコ定期預金」です。福島県ではあまり馴染みのない「エコ定期預金」ですが、全国的にはいくつかの事例があり、それぞれにユニークな「環境への配慮」を展開しています。

金融機関商品名特  色
敦賀信用金庫「eco定期預金」敦賀など3市町の燃やせるごみの減少度合いに応じて金利を上乗せする
滋賀銀行「エコプラス定期」顧客がダイレクトチャネル(ATM・インターネットバンキング等)を利用して定期預金すると不要となる預金申込用紙代(7円)が積み立てられ、琵琶湖とその流域の環境保全に取り組むNPOの活動資金に。
びわこ銀行「エコ・クリスタル定期預金」琵琶湖の透明度が預入前より改善していれば、金利が2倍さらに毎年10月末残高の0.02%を環境保全団体に寄付
熊本ファミリー銀行「ふるさと環境応援定期」期間末の預金残高の0.03%に相当する金額を環境支援団体(公募にて決定)に寄付
北陸銀行「環境定期預金」販売定期預金残高合計の0.05%を富山市に寄付
気仙沼信用金庫「エコ活動支援定期預金」清掃活動ボランティアなどを行うごとにポイントが加算され、それに応じて金利を上乗せ

 敦賀信用金庫や滋賀銀行のサービスはそれぞれ第3回エコプロダクツ大賞(平成18年)、13回地球環境大賞(平成16年)に輝くなど高い評価を得ています。預金金利の一部をボランティア活動や環境保全に役立てる、というものは聞いたことがありましたが、これらのエコ定期に共通するのは、「顧客の負担を求めない」企業の姿勢です。拠出金は金融機関が負担し、しかも金利も優遇、寄付の結果も地域の環境にダイレクトに貢献する内容です。地域とともにある、地方銀行や信用金庫ならではの発想なのでしょう。預金者にとっても、預金をするだけで(身銭は切らず!!)環境のために一役買えるなんて、うれしい驚きです。


 今年9月に始まった販売は好調で、販売額は50億円に達したとのこと(福島民報12月16日付)。「環境」は21世紀の重要なキーワード。それをじっくり訴えるのにチラシは有効な媒体と言えるでしょう。イメージだけでなく、必要な情報を網羅でき、消費者もきちんと向き合ってくれる。チラシを手元において時間をかけて検討してくれるかもしれない。廉売や大げさな表現が幅を利かせがちですが、企業の良心も一人一人の手に届く、それがチラシの良いところ。時代の変化とともに、チラシが伝えることも移り変わっていくでしょう。チラシがみんなの心を動かして、やがて時代を動かす力になる、そんな日も夢ではないのかも。


[企画課:若林未央]