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■文化の日
1964年11月3日に日本国憲法が公布された。それを記念して1948年に祝日として制定された。戦前は明治節といい、明治天皇の誕生日を祝う日であった。この日皇居では文化勲章の授与式が行われ、各地でも芸術祭などが盛んに行われる。また、この日は晴天になる確率が高く「晴れの特異日」としても有名である。
ちなみに5月3日の憲法記念日は日本国憲法が制定された日である。

■11月の旬
●野菜類…ハクサイ・カブ・大根・ゴボウ・ブロッコリー・長ネギ・胡桃・長芋
●魚介類…モンゴウイカ・ヤリイカ・スルメイカ・マイカ・ハタハタ・牡蠣・赤貝・トリ貝・ホタテ貝
●果物類…リンゴ・メロン・梨・ブドウ・ミカン・柿
●花 類…菊・彼岸花・サザンカ・パンジー・シクラメン・寒椿


「住居」「保健医療」「家具・家事用品」
 色づいた山々も冬の装いを始め、寒さも身にしみてくる11月。下旬にもなると早い地域では初雪が降り始める季節でもある。1年の終わりを間近に控えた、2005年の消費動向はどのようなものであっただろうか。今回は「住居」「保健医療」「家具・家事用品」から見ていこうとおもう。

■住居
 支出は全体的に増加傾向にある。主な要因としては、植木・庭手入れ代への支出が去年1年のうちでピークとなるからである。また、畳替え、外壁堀等工事費への支出も増加する。設備機具・修繕材料に関しては8〜10月までに落ち込んでいるが、それが平均近くまで推移するので全体として増加している。
 年末を前に住居回りの手入れ、それも専門の業者に頼まなくてはならないようなものを直しておこうという心理が働くのかもしれない。
■保健医療
 この季節は風邪の季節でもあるので、データ上からも保健医療の分野への支出は伸びていた。特に医薬品に関しては、予想通り感冒薬への支出がダントツである。その裏で健康保持用摂取品への支出は大幅に落ちている。保健サービスでは、出産入院費以外は全体的に増加傾向にある。意外なことに医科診療代への支出にそれほど変化は見られない。その代わり歯科診療代が目立って増加している。これには、8日の「いい歯の日」が関係していると考えられる。もしかすると「寒さが歯にしみる」ということもあるのかもしれない。
■家具・家事用品
 全体としては減少傾向である。9月から10月にかけて増加した支出が、11月になると減少し、支出が落ち込む9月を下回る。これは主に家庭用耐久財の減少が影響しているが、その中でも炊事用ガス器具への支出だけは大幅に増えている。これは、11月からガスの基本料金体系が変わるため、ガス会社のキャンペーンなどが行われるのではないかということが推測できる。消費者は11月に家庭用耐久財を特別必要としていないが、決して「いらない」と言っているのではないことが想像できる。

■まとめ
 11月は、すでに「年末に備える」という意識が消費者にはあると、上記の考察から考えられる。手のかかる住居回りの手入れは11月中に済ませ、風邪薬などの感冒薬を買い込む。歯などの身体的な手入れも済ませ、12月には大掃除を残すのみといったところであろうか。その中でも、感冒薬に対して、健康保持用摂取品への支出が大幅に減っていること、ガス料金の変更と炊事用ガス器具への支出の増加の関係性など、目の離せない項目もいくつかある。
 この月は、年末に向けて大掛かりな「修理」もしくは身体的な「手入れ」をするという意識が消費者にあるのではないだろうか。また、一部の消費者には12月の準備を11月で済ませようという考えもあるようである。12月は消費の増える月ではあるが、11月にもその兆候が見える。そのあたりのポイントをしっかりと抑えたいものである。
[企画課:高橋健次]



 先日、インターネットの検索キーワード・ブログランキングに『男おやつ』という聞き慣れない言葉が並んでいた。理由は単純。某大手製菓メーカーが『男おやつ』と題し、「勤務中におやつを食べるビジネスマンは9割、ほとんど毎日食べる人は3割」というインパクトがあるアンケート調査を発表したからだ。つまり『男おやつ』とは男性が職場あるいは勤務中に食べる菓子類もしくはその行動を指す。事実スーパーやコンビニでは男性向けのチョコレートやガム、あめなどの菓子類が陳列されている。
 しかし、この『男おやつ』を取り巻く環境や発生した理由は単純ではなく、奥行きある要因が存在するのではないだろうか。
 男性は−9.4%、女性は+1.4%。これは厚生労働省が発表した「国民栄養調査」から引用した喫煙率の数字だ(平成7年・平成16年比較)。全体的な喫煙者数に差はあるものの、男性は減少傾向、女性は増加傾向にあることがわかる。近年の禁煙ブームによって禁煙商品群という新規マーケットは誕生したものの、その代用品となるスイッチングマーケットはどうだったのか。「男性禁煙者に対する煙草の代用品としてのお菓子」と考えればこの『男おやつ』現象が発生したこともわかりやすくなる。
 もう1つは職場あるいは勤務中における「リフレッシュ」だ。冒頭の調査の中でもおやつを食べる理由の第1位は「気分転換」とある。またこの調査には「ビジネスマンのストレスの実態」と題し、「仕事上、ストレスを感じたことがある人は97.9%」という調査結果も掲載されている。つまり「ストレスを多く感じているビジネスマンに対するリフレッシュ剤としてのお菓子」という構図が浮かび上がり、これも『男おやつ』現象が起こる大きな理由と考えられる。
 しかし一方では、俯瞰的にみてみるとこの理由は「味覚の変化によるリフレッシュ」と捉えることができる。だとするとそのほかの嗅覚、視覚、聴覚、触覚においての変化はリフレッシュにならないのか。アロマテラピー、CG、音楽、ハブティック…。それらの感覚の変化を伴う素材はすでに存在している。各感覚のパーソナル化、カスタマイズ化、オフィス化するという観点から考えると次のトレンドがみえてくるのかもしれない。