福島県折込広告社


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新年度が始まって早二ヶ月。今年度から弊社に「M&P室(マーケティング&プロモーション室)」が設けられた。
著名なマーケティング学者であるP・F・ドラッカーは「マーケティングの目標は販売を不要にすることである」と言った。一見すると、ドラッカーの言葉には矛盾があるように見える。しかし、ドラッカーの真意は「マーケティングは売り込もうとするのではなく、売れていくようにすることだ」というところにある。「売り込む」というのは売り手からの働きかけだが「売れていく」というのは、買い手の自主的な行動の結果である。ドラッカーは買い手が自主的な行動を起こすように売り手が“仕組む”ことこそがマーケティングだと言っているのである。 今回は「マーケティング」について、もう一度整理して考えてみよう。

まとめ
簡単ではあるが、以上がマーケティングの一連の流れである。 こうしてみると、大まかな流れの中にさまざまな手法が組み込まれていることがかわる。また、それぞれの項目をさらに細かく分析、展開することもできる。 「マーケティング=販売促進活動」と考えられがちであるが、販売促進活動とはマーケティングの一部に過ぎない。それらすべての活動を総称してマーケティングというのである。そしてマーケティングの成功とは、これらの活動が効果的に機能し、かつ売り上げが向上することを言う。そうでない場合はもちろん、最初に戻りこの流れを繰り返す。マーケティングに成功はあっても終わりはないのである。また、マーケティングという概念は製品に関する場合ばかりでなく、人事、財務、果ては人間関係まで応用できるものなのである。
今日では、マーケティングの中核に「顧客」を据えた企業の成功が目立つ。自分たちは「何のために」「誰のために」企業活動を行っているのか、もう一度マーケティングの基本に立ち返って考えてみる必要があるのではないだろうか。

注 釈
※1/企業が商品開発・生産・販売活動を行う上で、企業側の都合(論理や思想、感性・思い入れ、技術など)を優先するやり方。
※2/企業が商品開発・生産・販売活動を行う上で、商品・サービスの購買者のニーズ優先し、ユーザー視点で商品開発を行い、ユーザーが求めているものを求めている数量だけ提供していこうという経営姿勢。
※3/企業が商品開発・生産・販売活動を行う上で、企業側の都合と顧客の都合の共鳴する部分から価値を創造していこうとする姿勢。 ※4/顧客の購買心理をAttention(注意) Interest(興味) Desire(欲望) Memory(記憶) Action(行動)の5段階にわけ、段階的に販促活動を行う戦略。
※5/顧客に価値・負担ともに大きいものから小さいものへ提示していく販売方法。フット・イン・ザ・ドアの逆の手法。
※6/顧客に価値・負担ともに小さいものから大きいものへ提示していく販売方法。段階的要請法とも呼ばれる心理学用語。
※7/主に小売店舗で行われる、消費者向けマーケティング手法の総称。
※8/豆腐コーナーにマーボー豆腐の素、精肉コーナーに焼肉のタレなどを陳列し、顧客の“ついで買い”を誘う陳列方法。
[企画課:高橋健次]