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第33回
同時にその答えを引き出す質問にも気づきました。それは「ほんとうはどうしたいですか?」「創業時はどうやってましたか?」というものです。すると、相手の引き出しが開いて、ほんとうは、もっとDMを出したい。ほんとうは、レイアウトを変えたい。前はPOPをたくさんつけていた。こうした本音、つまり答えが出てきたのです。引き出したばかりの答えの多くは小さくぼんやりしたものでした。しかし、それを育てていくと、大きく確かな答えになり、丁寧に行動していただいた途端、おもしろいように結果がついてきたのです。この時、業績アップの答えは97%経営者の皆さんの頭の中にあることに気づきました。コンサルティングは残りの3%、スパイスにすぎないこと。第一ボタンは、いかに答えを引き出すかだったのです。 私たち人間は、こうしたほうがうまくいく、という答えを教えられても琴線に触れなければ、行動しません。心のどこかでそっくりカンニングしてうまくいくのは、学校のテストだけだと思っているのかもしれません。そうは言っても自分で出した答えは、小さくて不安なものです。でも、それは無ではなく、有なのです。無は大きくできませんが、有ははじめ小さくても必ず大きくできます。こう考えると、自分の答えに自信がもてるのではないでしょうか。
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